診療・各部門
|概要・基本方針|診療内容紹介|施設認定|医師紹介|脊椎外科診療について|
概要・基本方針
整形外科では、四肢、関節、脊柱の疾患、またはそれらの骨折等の外傷を診察
対象としています。当院整形外科は、地域の病院、診療所との綿密な病診連携を
はかり、整形外科全般にわたる疾患・外傷に対して幅広く対応します。
そして常に患者さまの立場に立って、Quality of Life(生活の質)を大切に最善
で、きめ細かい治療を行うように心がけています。
診療内容紹介
医師はそれぞれ整形外科一般に限らず専門性の高い医療にも関わっており、外傷、
手外科、股関節外科、脊椎疾患の治療が特色です。
特に手外科症例の紹介は非常に多く、東京都、千葉県を中心に、その他遠方か
らも患者さまが来院され、手外科症例の手術件数は非常に多い現状です。高度な
専門医療を要する疾患でも、千葉大学医学部附属病院をはじめ他の医療機関と親
密な連携をもちながら十分に対応しています。
また、2024年4月から脊椎外科診療を専門とする千葉大学特任教授の江口 和(え
ぐち やわら)医師が着任し、脊椎外科手術が当院でも可能となりました。
施設認定
日本整形外科学会専門医制度認定研修施設
日本手外科学会認定研修施設
医師紹介
脊椎外科診療について
2024年4月1日から脊椎外科診療を専門とする千葉大学特任教授の江口和 (えぐち やわら)医師が当院常勤医として着任し、脊椎外科手術が当院でも可能となりました。
◆65歳の高齢者が約30%を占める超高齢社会であり、要介護の原因として、足・腰の運動器
障害が全体の25%占め、
腰痛をはじめ脊椎疾患が急増しております。脊椎疾患の診断と適切な治療を行ない、早期社会復帰を目指すことを
目的として診療を行なってまいります。
◆脊椎疾患の多くは、ほとんどが内服などの保存治療で軽快します。しかし、日常生活が著しく障害され、手術治療
のメリットがあると判断された場合、手術を選択いたします。
◆高齢者にやさしい低侵襲手術を開発・工夫し、手術を行っております。手術だけでなく、骨粗鬆症に対する治療も
積極的に行っております。どんなことでも気軽にご相談ください。
対象となる主な脊椎疾患
・頚髄症
・胸髄症
・腰部脊柱管狭窄症
・腰椎すべり症
・腰椎分離すべり
・腰椎椎間板ヘルニア
・胸腰椎圧迫骨折
腰椎疾患の手術適応
主な脊椎手術
① 腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡下手術
② 腰部脊柱管狭窄症に対する棘突起縦割式椎弓切除術
③ 腰椎すべり症に対する腰椎前方固定術(OLIF)
④ 椎体圧迫骨折に対する椎体形成術 (Vertebral body stenting: VBS)
⑤ 頚髄症に対する頚椎椎弓形成術
脊椎手術件数(執刀医として)
スタッフ
江口 和
整形外科医長
千葉大学大学院医学研究院整形外科学/運動器科学革新医療創成寄附講座 特任教授
日本整形外科学会・日本専門医機構認定 整形外科専門医
日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科指導医
日本脊椎脊髄病学会・日本脊髄外科学会認定 脊椎脊髄外科専門医
日本整形外科学会認定 脊椎内視鏡下手術・技術認定医
日本整形外科学会会員
日本脊椎脊髄病学会 評議員
日本運動器疼痛学会 評議員
国際腰椎学会Active Member
日本腰痛学会会員
日本脊椎インストゥルメンテーション学会会員
日本リハビリテーション医学会会員
日本側弯症学会会員
主な業績
https://orcid.org/0000-0003-2247-5376
受診方法
整形外科外来 火曜日・水曜日・金曜日 午前8時30分〜11時30分
上記時間内に保険証等(紹介状があればそちらも)ご持参の上、ご来院いただき、初診受付にお越しください。