お知らせ

●患者支援・医療連携センターだより　vol.2025.12　

患者支援・医療連携センター長着任のお知らせ

このたび、2025年12月付でJCHO東京城東病院　患者支援・医療連携センターと名称を改め、センター長を拝命いたしました、江口　和（えぐち　やわら）と申します。微力ではございますが、地域の先生方と力を合わせ、地域医療の発展に少しでも貢献できるように努めてまいります。
当院は江東区東部に位置し、1954年開設の亀戸診療所を前身として、地域に根ざした医療を続けてまいりました。新型コロナウイルス感染症の流行時にはコロナ専門病院として地域医療を支える役割を担い、現在は117床のうち急性期病棟（43床）と、在宅復帰を支援する地域包括ケア病棟（74床）を有しております。さらに、健康管理センターや付属介護老人保健施設に加え、居宅介護支援事業所、地域包括支援センターを併設し、予防から急性期、介護まで一貫した医療・介護サービスを提供できる体制を整えていることが当院の強みです。
江東区・江戸川区では、高齢化率が2040年に25％を超えると予想されており、高齢者の医療・介護ニーズは今後さらに増大していくことが見込まれております。当院の規模こそ大きくありませんが、内科５名、外科４名、整形外科７名、計１６名の常勤医により、高齢者診療に重点を置いた診療体制を構築しております。なかでも、整形外科では、2024年4月より脊椎外科手術が可能となり、2025年10月には手外科センターを開設するなど、地域の皆さまの運動器機能の改善、健康寿命の延伸に貢献していきたいと考えております。一方では、他科におけるより専門的な診療や、維持期・慢性期のフォローアップなどにおいては、地域の医療機関の先生方のお力添えがこれまで以上に重要となります。
当院地域医療連携室は、先生方との情報共有や紹介・逆紹介の円滑化を通じて、顔の見える連携を一層深め、地域社会で質が高く持続可能な医療提供体制の構築を目指してまいります。
ご紹介やご相談、ご意見などがございましたら、どうぞお気軽に地域医療連携室（TEL:03-3637-2589,FAX:03-3637-6916)までお問合せください。
今後とも何卒ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

東京城東病院副院長　江口　和

●大島図書館、おはなし会について　

12月9日開催