マンモグラフィー Mammography

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マンモグラフィーとは、主に乳がんの早期発見を目的としている乳房X線撮影検査です。乳房を圧迫撮影することで腫瘍や微細な石灰化などを発見することができます。また、自動露出機構があるため必要最低限の被曝線量での撮影が可能です。
装置はFUJI FILM社製AMULET Innovalityを導入しています。
当院でのマンモグラフィー検査は、女性の検診マンモグラフィー撮影認定技師が担当します。また、当院はマンモグラフィー検診施設・画像認定も取得しています。装置の精度管理や画像評価をNPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構により認定されており、安心して検査を受けていただけます。

以下に、マンモグラフィーの主な特徴を挙げます。

1. 非侵襲的な検査: マンモグラフィーは、体に対する侵襲がなく、痛みを伴うことはありますが、通常は短時間で終了します。
2. 高解像度の画像: 乳房の内部構造を詳細に映し出すことができ、腫瘤や異常な組織の発見に役立ちます。
3. 定期的な検査が推奨される: 特に40歳以上の女性には、定期的なマンモグラフィー検査が推奨されています。早期発見が乳がんの治療成績を大きく改善するためです。
4. 放射線被曝: 検査には放射線が使用されますが、通常のマンモグラフィーでの被曝量は非常に少なく、リスクは低いとされています。
5. 検査の準備: 検査前には、乳房を圧迫するため、検査着に着替えて頂きます。また、検査前の数日間は、ホルモン療法や生理周期に注意を払うことが推奨されます。
6. 結果: 検査結果は、読影専門医によって評価され、異常が見つかった場合は追加の検査や診断が必要となることがあります。

FUJIFILM社製 AMULET Innovality

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