リハビリテーション科

診療・各部門

【ご紹介】

リハビリテーション科は、理学療法・作業療法・言語聴覚療法の3つの部門でそれぞれの専門の療法士が治療を行っております。
2020年度4月現在、理学療法士は4名、作業療法士3名の計7名で構成されています。
 特色として、高齢者が多く入院早期からリハビリを提供し、医師・看護師・メディカルソーシャルワーカーなどと退院支援カンファレンスを行い社会復帰のための援助、附属老人保健施設等の介護サービスとも連携を取り、円滑な退院支援をしていきます。

【施設基準】

・運動器リハビリテーション(Ⅰ)
・脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅱ)
・廃用症候群リハビリテーション(Ⅱ)
・がんリハビリテーション

【対象疾患】

・整形外科疾患(骨折、変形性関節症、靭帯損傷、神経損傷等)
・脳血管疾患
・肺炎などの内科疾患、長期臥床による廃用症候群等
・外科手術後の患者様等
・リハビリを行い退院調整が必要な患者様等

【診療時間】

 受付時間 午 前  9:00 ~ 12:30
午 後 13:30 ~ 16:30
 休診日 土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始

※受付時間については原則上記の表の通りとなります。

※外来予約制。電話による予約変更は平日9:00~16:30の間にお願い致します。
また、診察の予約変更をされた場合、リハビリが実施できない場合がございます。
診察変更の際にも必ずリハビリ室にご連絡ください。

※リハビリテーションセンターでは、待ち時間を極力なくすために、理学療法・作業療法を予約制で行っております。
みなさまのご理解とご協力をお願い致します。

<診療分野>

【理学療法】
理学療法部門では、各科診療科医師の指示に基づいて、心身の機能障害、後遺症に対して、運動療法、物理療法(温熱・寒冷療法、牽引療法、電気療法、水治療法)を用いて機能回復を図り、寝返り・起き上がりなどの基本動作訓練、歩行訓練、階段昇降訓練などを行い、日常生活動作や社会活動へと繋げていきます。

【作業慮法】
作業療法部門では、各科診療科医師の指示に基づいて、上肢(肘、手首、手指)の機能回復に努めるとともに、日常生活動作訓練、家事などの生活関連動作訓練、職業関連動作訓練などを行い、社会復帰に向けての援助に努めています。
また、発声・発話・書字などのコミュニケーション訓練、食事の形態や自助具の検討を含めた摂食・嚥下を含む食事動作訓練も作業療法士が行っています。

<取り組み>

【腰痛講座】
地域医療への貢献として、定期的に腰痛講座を開催しています。
整形外科医からは腰痛症についての講演、理学療法士からは腰痛予防の姿勢・動作、運動指導を行っています。

【糖尿病教室】
毎月第1金曜日に開催しています。
糖尿病教室では、理学療法士による運動療法の講義を行っています。

【訪問リハビリテーション】当院を退院直後で、自宅内の生活動作に不安のある方や今後、外出機会を予定するもその方法が確立されていない方、寝たきりの方などの方で、当院の主治医が訪問リハビリテーションを必要と認めた方を対象に、リハビリスタッフが患者宅へ訪問してリハビリテーションを行います。

【がんリハビリテーション】
認定を受けたリハビリテーションスタッフが治療を行います。また、医師や看護師、薬剤師など複数の職種が関わることで、それぞれの専門性を発揮し、医療の質を上げていくことで患者や御家族をサポートしていきます。